第18回星の郷・八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン

おつかれさまです。
少し遅くなりましたが、5月20日(日)に開催された、第18回星の降る郷・八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンについて報告させていただきます。
今回も家塚氏と2人でのエントリーです。
前日の光景。歴代の強者が名を連ねます。


朝5時、天候は晴れ、気温5度。なかなか好記録が期待できそうな予感のスタートです。

この大会は昨年、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、東日本大震災の影響で中止。2年ぶりの開催となります。今回が5回目のエントリー(1回は中止)となる小生。前回のチャレンジ富士五胡同様、「飯山下水内」のユニフォールを着て参加しました。ちなみに家塚氏は初エントリー。





恒例の山梨学院大学チアリーディング部の激励からスタート。
(画像小さくて、みにくくてスミマセン)
ここ以外でも何箇所かで応援していただき、励みになりました。






さて、まずはなだらかなコースをしばらく進みます。運よく?小海線のJRの踏み切りに引っかかり、 JR最高点の野辺山駅を通過。このコースのひとつのポイント、トレイルランナーが強いと言われるダートコースへ入っていきます。そして、最初の10キロポイント。過去最低の通過タイムとなるやっとの60分切り。この先に暗雲がたちこめます。山岳コースを淡々と走り、今回の最高点1908メートルに到達。


 
ここから苦手の下りへと入っていきます。予想通り、相当の人数に抜かれました・・・。
ダートコースに別れを告げ、35キロの稲子(いなご)の湯へ。最初の大きなエイドとなります。ここの名物はおしるこ。ちょっと甘さを抑えた汁に白玉が入っていて、なかなかの美味です。
そして、42キロ地点の八峰の湯(ヤッホーの湯と読みます)が42キロの部のゴール。ちょっと行くと42.195キロ地点。5時間を少し切るくらいだったでしょうか?そこから急激な下りに入ります。


途中、何箇所か八ヶ岳をきれいに見ることができました。
50キロ地点はかろうじて5時間を切るくらいでたどり着きました。ここはそばが出るのですが、何せ人気で食べることができませんでした・・・。このあたりが最下点。ここから再び上りに入ります。 53キロくらいから唯一の折り返しコースへ入り、58キロの第二の大きなエイド、北相木村役場へ。そろそろ時間を気にしだしていました。他の選手にもそんな感じが感じ取られ、あまり時間をとらずに進んでいきました。
62キロ過ぎからがこのコースのなかなかの鬼門。勾配表示をみると11%。かなりの人は歩いています。小生も半分近くは歩きました。いわゆるパワーウォーク状態です。そして、71キロの部のゴールの滝見の湯へ。
そして、このコースの最難所。馬越峠へと入っていきます。8~9%くらいの勾配が約5キロ延々と九十九折に続きます。キロ8分以上のペースでゆっくり走ったり、パワーウォークで歩を進めます。途中で沢山の方を抜きましたが、声をかけてくれる方も多数いて助かりました。
途中で山桜が咲いているのを発見。

   79キロ地点馬越峠のピークに達します。

ここからはもっともきつい下り。膝がかなり痛みます。だいぶ曲がらなくなってきていました。
下り途中から、下界???の畑地帯をのぞきます。

何とか、87キロの第三の大きなエイド、川上村多目的センターへ。みてのとおり、時間がかなり迫っていました。制限時間は19時です。

しかし、ちゃっかりとうどんを食べ、この大会で企画している川柳を1句ひねってみせる余裕???一応、この大会をイメージすることになっていますが・・・。
「残雪を溶かす選手の汗涙」 淳也 
う~ん、なかなかくさい1句です。

さて、かなり時間的にやばい状況。完走が厳しい状況になってきていました。あと10キロの地点で残り時間は1時間程度。ここからキロ6分程度が必要となります。とにかく必死。あと4キロになるとゴールから実況が聞こえます。小さなエイドはありましたが、ほとんど無視。見えました、あと1キロの表示。

とにかく完走を目指すだけでした。
そして、なんとか制限時間内にゴール!!!13時間44分もかかってしまいましたが、無事完走できてよかったです。
ゴール後に馬越峠あたりからずっと声をかけてくれた、茨城県の橋爪さんと1枚記念撮影。まったくの他人とこんな機会があるのもウルトラならではです。


とにかく今回は前回のチャレンジ富士五湖から1ヶ月弱。かなり無謀な企画だったかもしれません。ヘルニアも再発して、ほとんど練習ができていないなかでの完走。今までの経験でなんとかしたといった感じでしょうか。
ヘルニアは明らかに疲労から来るものでした。また、疲労をしっかり抜いて次につなげていきたいと思います。    やうら





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