栄村の今

本日、社協のボランティアで栄村の避難所に炊き出しに行きました。チームに関わることもあったので早速報告します。

本日のボランティア人員は社協職員を含め37名。女性が多いが女子高生や男子大学生といった若者もいた。自分より若いボランティアもいたことに安心する。名簿には山本大貴の名前もあり、弟の昌平君も参加していた。

自分が向かったのは栄中学校。社協の方のご配慮で大貴の弟の昌平君と女子高生2名の若い世代で班が組まれていた。
乗り合いで栄村に向かう。北に向かうほど損害を受けている民家が多い。倒壊しいている民家も多く目に付く。残った民家の玄関にも倒壊の危険を知らせる赤い貼り紙が目に付いた。
途中、隆介が犬の散歩をしている姿があった。車の中であったため声は掛けられなかったが、笑顔が見えた。

栄中学校には119人の被災者がいる。夕食に合わせて炊き出し用の物資を運び準備をする。役割分担を決め自分はご飯をトレーに盛り付ける作業をした。
避難所では被災された方の表情が暗く落ち込んでいる姿を想像していた。しかし、実際に入ってみると自分の目には「落ち込んだって仕方がない。皆でこの状況を乗り切ろう。」という強い気持ちが伝わってくる。
春はもうすぐ。このまま大きな余震がなければ復興に向け大きく前進できる。自宅が倒壊した方もいらっしゃるので不謹慎かもしれないが、いずれ地震前の栄村は取り戻せると思った。

作業は2時間ほどで終了した。作業自体は簡単なことをしただけだ。なのにとても感謝される。少し照れくさかった。
班が違ったので挨拶も出来なかったが、大貴もお疲れ様。ありがとう。

20日、21日と9時に市役所集合で自主的に練習を行うそうです。栄村も復興に向け確実に歩んでいます。自分たちも出来ることを一歩一歩踏みしめて秋の大舞台に向かって行きたい。

   滝澤高太郎

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